世間の荒波

eri☆

2009年02月13日 22:10

先週、福岡長崎の旅に出た。


ゴンタと二人で。


かなりの挑戦。




ダーリンに、「4日間もゴンタと二人きりなんてムリ」と言わしめた、うちのかわいい坊ちゃん。


ダーリンが出張するその日、とある事件が勃発して、
あたしも飛行機に乗るはめになってしまった・・・。


幸か不幸か、ゴンタと二人っきりで過ごすというのはなくなった。




この恐怖はなくなったけど、
お金も飛んでった







それはさて置き、


右にゴンタを抱え、左にスーツケースを抱えて博多に向かったあたし。






数年前まで、博多周辺で遊びまわってたあたしは、
意気揚揚と歩き出した。



久しぶりに都会の空気だ。



勝手知ったるなんとやら・・・。



博多駅隣接のホテルを目指すあたしは、
このあと待ち受ける試練なんて全く予想してなかった・・・。






                              




10キロを超えたゴンタは絶対に自分で歩こうとしない

あたしの、ちょっぴりたるんだ腕がプルプル悲鳴をあげる。



それに追い打ちをかけるように、
博多の人たちは必死で歩くあたしを追い越してゆく。


子連れだから、と微笑ましい視線は一切ない。








嗚呼、
この沖縄との温度差。


世間はきびしいわ・・・








地下鉄から出ようと、エスカレーターを上がる。


ゴンタは抱っこされたまま。

あたしの腕はもうプルプル。
(力が入らないってことね、念のため)



さあ、あとちょっとでゴンタを降ろせる、と喜んだとたん、

あたしの目には信じがたい現実が飛び込んできた!!






残り約20段、エスカレーターなし!!





ゴンタを抱え、さらにスーツケースも抱えて昇れというのか!


天下の博多駅が、なんという仕打ち!!




「ゴンタ~、ちょっと降りて」

「いや!!」



「ここ昇らないと。 重いから降りて」

「(絶対に)いや!」





こんな問答を繰り返し、左に見える専門店街入口から遠回りしようかと覚悟をきめたそのとき。






「持ちましょうか」


と、後ろからおじさんが声を掛けてくれた!



渡りに舟!

捨てる神あれば拾う神あり!


棚からぼたもち!!!
(あれ?)




とにもかくにも有難い


このおじさんに助けられ、
えっさほいさとホテルを目指す。



                           つづく・・・。